枝は太く鋭いとげが多いことから、別名　針桐（ハリギリ）呼ばれています。 日本各地に自生しており、加工が容易な事から古来より日本でもそして海外でも多種多様な使われ方をしてきました。 多くは北海道で自生しています。

木目が欅（ケヤキ）に似ていることから、着色して欅（ケヤキ）として出荷される事もあったそうです。 栓（せん）は肥沃（ひよく）な土地に生育するので、地味の良し悪しの判定の試験木として植林されたりもします。 栓（せん）が育つ土地は肥沃な土地で、育たない土地は余りよくないということになります。

肌目は粗いが板目面の光沢と年輪が美しく、海外でも楽器や家具などの材料として人気があります。